バランス

バランスがいい?

バランス

おっ!バランスいいね!

 

ん~・・・バランスがもう少し良ければなぁ・・・

 

このバランスの良い悪いは何で決まるのでしょうか。

早速見ていきましょう!

バランスが良いとは?

バランスが良いとは、その状態が一定に保たれ、安定していることです。

安定:物体に少々の変化を与えても、もとの状態に戻る、またはその状態を保とうとする性質のこと。

 

→倒れないことに近いですね

2種類のバランス

バランスは静的バランスと動的バランスの2種類です。


「静的バランス」

あなたが立っているとして僕があなたを押したときに動かずに安定している状態のことです。

 

「動的バランス」

バックランジ(足を後ろに引いてしゃがむ運動)をしている時に、僕があなたを押しても安定している状態のこと。(動いてるときの安定性)

※運動不足だと静的バランスも動的バランスともに機能低下が認められ、転倒の要因にも・・・

 

私たちはこの様にバランスをとっています

 

  • 「平衡機能」 頭で考えなくても人は倒れないように勝手に動いてくれます。
    その状態の時に意識せずとも(反射で)態勢を整える能力。

    →車や電車の中で寝そうな時に「カクッ」となるあれが反射です。頭で考える前に勝手に体が動くやつです。


  • 「運動能力」 物理的に支えられないこともある
    関節の柔軟性、筋力、状況に適した動き、姿勢(歪んでいると安定させづらい)など。


  • 「感覚機能」自分のカラダの状況が分からなければ修正できない
    表在感覚(皮膚の感覚)、深部感覚(運動の感覚)、特殊感覚(視覚や聴覚など)。

    →今自分のカラダがどこで、どうなっているのか感じとる能力


  • 「認知機能」認知できないと行動へつながらない

    →自分に向かってボールが飛んでくるーーー!(認知)→・・・キャッチ?避ける?(判断)からの~「はい、キャッチ~」(行動)の認知です


  • 「環境」床が固くてフラットだとバランスはとりやすい
    路面の状態や障害物、明暗など

    →スマイルプラス(ジム)の床、手間はふわふわしてるんだ~ など

 

バランス能力の上げ方

バランス能力を向上させるには上記のうちどれが原因かを見付け、その能力を上げる為の別のトレーニングを行うとよいということになります。

 

(例)

・筋力が不足していて支えられない→筋出の弱い筋肉を特定し筋力アップのトレーニングを行う

・今どれくらいしゃがんでいるのか分からない→自分の体の位置情報を感じるトレーニングを行う

 

・そもそも床がフワフワで安定していない→床が固い場所で行う など

 

※考え方の1つとして参考にして頂ければ幸いです。

この記事を書いた人

名前:塚本勇也 専門:ウエストデザイン 実績:2013年北区ボディビル・フィットネス選手権大会170㎝以下級第4位/2019年群馬県オープン・メンズフィジーク選手権大会168㎝以下級準優勝 著書:2019年5月20日発売 『ウエストばか』 保有資格:全米エクササイズ・スポーツトレーナー協会認定パーソナルフィットネストレーナー/全米エクササイズ・スポーツトレーナー協会認定ニュートリションスペシャリスト/日本コアコンディショニング協会認定ペルビックコンディショニングトレーナー/モチベーションアカデミー認定フィットネスモチベーター/日本コアコンディショニング協会認定ベーシックトレーナー/整体師 など