週1回のトレーニングでも効果はありますか?

あります。

だったら週2回じゃなくて1回の方がいいような?

何をもってトレーニング効果があると認めるかによって解釈が変わってきます。この場合、トレーニング内容(重量×回数×セット数)が同じであれば、週2~3回と同じ効果を出せる可能性があるということです。

 

つまり、週1回のトレーニング内容が、スクワット4セット/ベンチプレス4セット/ラットプル4セット/クランチ3セットと仮定した場合、週2回と同じ効果を出そうとしたとき単純に2倍の量をこなす必要が出てきます。これを考慮すると、ベテランのボディビルダーが毎日違う部位を週1回鍛えているのは理にかなっています。(1部位に対する内容がめちゃ多い・・・省略)

 

しかし、一般的に現実的ではありません。なので、通常のトレーニーでしたら週2回に別けることでトレーニングの内容(ボリューム)を調整する必要があるということです。

ただ、目的によっては週1回の方がいいこともある

確かに、通常のトレーニーが綺麗にシェイプしたい・マッチョになりたいなどボディメイクを目的としている場合は週2~3回がやはり効果的です。しかし、生活習慣の改善や運動不足解消、ゆっくりでいいから体を引き締めて、たるんだカラダとさよならしたい などが目的の場合、週1回でも効果を実感することが出来ます。

 

同じ筋肉に対してトレーニングを行った場合の数字表記、週1回35%↑・週2回100%↑・週3回75%↑の筋力向上が認められています。『究極のトレーニング』より引用

 

なぜ、週3回だと75%なのか?→筋肉が回復できていないため。我武者羅に追い込めばいい訳ではないという事です。

 

毎回のトレーニング前後の時間などを考慮すると、週1回のトレーニングはスマートだと私は思います。

 

私個人の考えでは、競技をやめたらトレーニング頻度を今の半分に減らし、そこからは急成長ではなく健康維持に加えカッコイイ体を目指してコツコツとトレーニングを継続する予定です。

まとめ

・なるべく最短で体を作りたい場合、週2回の頻度が効果的

・楽しく続けられる頻度が個人的に理想だと考えています

・体ができたとしても維持しないとあまり意味がない

参考論文 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30558493

この記事を書いた人

名前:塚本勇也 実績:2013年北区ボディビル・フィットネス選手権大会170㎝以下級第4位/2019年群馬県オープン・メンズフィジーク選手権大会168㎝以下級準優 著書:2019年5月20日発売 『ウエストばか』 保有資格:全米エクササイズ・スポーツトレーナー協会認定パーソナルフィットネストレーナー/全米エクササイズ・スポーツトレーナー協会認定ニュートリションスペシャリスト/日本コアコンディショニング協会認定ペルビックコンディショニングトレーナー/モチベーションアカデミー認定フィットネスモチベーター/日本コアコンディショニング協会認定ベーシックトレーナー/整体師など